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オブジェクト指向プログラミング(OOP)への移行
EvoClass-AI001第10講義
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オブジェクト指向プログラミング(OOP)への移行

オブジェクト指向プログラミング(OOP)は、ソフトウェア設計のアプローチであり、コードを関数や順次的な論理(手続き型アプローチ)ではなく、データ、すなわちオブジェクトという形で構造化します。この手法は、特にウェブシステムや高度な分析パイプラインなど、大規模で複雑なアプリケーションにおいて、明確かつ強力なコードの整理方法を提供します。

1. オブジェクトに注目する

従来のプログラミングとは異なり、データを操作するための手順を書くことに焦点を当てるのではなく、オブジェクトという自己完結型のユニットを作成し、属性(オブジェクトを定義するデータ)とメソッド(オブジェクトが実行できる関数)を束ねます。

# カスタマー・オブジェクトの例
# 属性:名前、住所、注文履歴
# メソッド:ログイン()、注文する()

この束ね方はカプセル化と呼ばれます。

2. OOPの採用による主な利点

  • モジュール性:コードをオブジェクトに分離することで、システムは非常にモジュール化され、個々の部分を全体に影響を与えずに管理・修正できるようになります。
  • 再利用性:一度オブジェクトの種類(クラスによって定義される)が作成されると、アプリケーション全体で何度もインスタンス化(使用)できるため、開発時間の節約になります。
  • 現実世界との類似性:OOPは開発者がシステムコンポーネントを現実世界のエンティティに直接モデル化できるようにし、コードを人間にとって理解しやすく、維持しやすいものにします。
クラスとオブジェクトの違い
クラスは、図面やテンプレート(たとえば「車」の概念)です。オブジェクト(またはインスタンス)は、その図面から作られた物理的なアイテム(たとえば「私の赤いホンダ・シビック」)です。クラスは一度だけ定義しますが、同じクラスから多数の独自のオブジェクトを作成できます。
main.py
ターミナルbash — 80x24
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